ベンツには数字とアルファベットの組み合わせでクラスやグレードを使い分けています。
なんとなくわかりそうなものから、一見よくわからないor勘違いされていることもありますので
そのあたり、ざっくり紹介したいと思います
1)Gクラスの「G」はゲレンデヴァーゲン(Geländewagen)のG
まずメルセデスベンツには「Aクラス」「Bクラス」「Cクラス」がありますが、Dクラスがなくって「Eクラス」「Sクラス」みたいになっています。
そう、クラスは別に「アルファベット順ではありません」というのがまず1つ。
アルファベットが大きくなればなるほど、車も大きくなって、車両本体価格も上がるわけですが。
Gクラスの「G」は、ドイツ語で「オフロード」を意味する「ゲレンデヴァーゲン(Geländewagen)」の頭文字をとって「G」です。
2)クラスに続く数字はグレード(厳密にはエンジンの大きさ)を表している
G350d、G400d G63など「G」に続いて数字があります。これがグレードを表しています。
一般的に、メルセデス・ベンツのモデル名において数字はエンジンのパフォーマンス(排気量)を表しています。
350とは、もともと「3500ccのエンジン排気量を積んだモデル」だったことに由来します。
dは「ディーゼル」のdです。
つまり400dは、350dの上位のグレード、という意味になります。
ちなみにG63も、もともとは6300ccエンジンだったとされています。
G63はガソリン車なので「d」はついていない、というわけです。
ちなみに、現在Gクラスの最上級モデルは「G63」です。