東京・西葛西、プロテクションフィルムのClubNESTです。 このシリーズでは数回に渡って 当社で実施したプロテクションフィルム施工研修の模様をお伝えしていきます。 今回は、「スキージ実践編」。 実際に車のボディにプロテクションフィルムを施工していきます。
ポイントは
●角度(30-45度)
●50-50
●力の入れ方(3段階)
これからPPF施工を習得したいという方向けの 学習用動画としてご覧ください
講師:日本カラーラッピング協会 鈴木理事



基本の貼り方。まずは片手で

角度的に30~45度



次両手


両手同じ本数で。片手2本、もう片手1本とかはダメ。2本なら2本




今は練習なので、小さいフィルムですが

ボンネット全体とか、デカい面積になった時

上から下まで全部行くのか?

あまり長いストロークはしない。

途中で止めたり、半分までやったり

後半は、また下からスタートしたり

途中で止めるって言う場合。

置いて、「途中でグッと止める」てことはしない。

ゆっくり当てて、寝かせるくらいの角度

そこからタテに持ち上げて、スキージ。そして「すっ」と上げる。


ギュッと止めたりしない

飛行機の「アレ」です



当てる時に、ポンっと置いたりしない

寝かせながら置いて、スー。

たまに、寝かせたまま行く人がいる

寝かせすぎると良くない

しっかり当ててないと、残っちゃう

ちゃんと当たってると、水分が残らない

寝かせすぎると。面で当たる(圧が弱い)

起こしてしっかり当てると、ちゃんと水が切れる

先端で当たってるから。

残る人は、しっかり当たってない

しっかり起こして、30~45度

平面ならいいけど、プレスラインがあったり

同じ角度でイケる訳じゃない

上げたり、寝かせたりする

しっかり面を見て、当たってるかどうか

言うのが大事になってきます

それからフィフティー・フィフティー

50-50の話

まず1回スキージします

次、今スキージしたところ・・・

1回スキージしました

次にここ、スキージします


こうやって残しちゃう場合がある

これは悪い例。50-50というのは

1回スキージ

そしたら、1回目の半分

同じく半分。だいたい50%くらい

これが50-50。そうすると液が残らない

長いストロークだと、それでも残る場合がある

液を逃したい方向

大きい面積を貼るときになる

ちょっと角度をつけてあげる

そうすると全部、左側に流れる

50-50をやりながら、角度を変える

力の強さ

力の強さは加減が分からないと思います

最初の当てるときは弱めでいいです

大きく分けて3つくらいある

①の力:しならない

②の力:しなるくらい

③の力:車体が凹むくらい

車によっては真ん中が凹んでる形状があって

凹んでると、両端は当たってるけど真ん中が浮いてる

真ん中が当たってないのが①の力

②の力になると、押し込むので全部当たる

一番最初の、位置決めをする段階では軽く

次に②の力。ちょっと強め

③の力は滅多に使わない

奥まった場所などで、力を入れる場合がある

基本、表面の施工でグッと押し込んだりしない

力加減についてはまた、アドバイスしますんで

最初は弱めで

最初は3回くらい同じところをスキージ

慣れてない段階は残りやすい

上手く当たってない場合が多い

最初は①の力

次もう1回やる、②の力で

さらに、②の力でもう1回

あと、1点言い忘れちゃったんですけど

表面にも施工液を吹ってください

そうしないとスキージが滑らない

だから必ず表面にもかけてあげる

今はゲルの成分が残ってるんで滑る

全くドライの状態でやると滑らない

今、表面にコーディングされて余計に滑らない

フィルムを持ってきちゃう場合がある。くっついちゃって

フィルムが動いたり、ズレちゃったり

なので表面も、滑らすために施工液

最初は、当たってるところをよく見て

慣れてくると光の加減で見えるようになる
