「マットな質感の車にしたい」「ツヤ消しの独特な存在感を出したい」
そんなオーナーに人気なのが マットタイプのプロテクションフィルム(マットPPF) です。
ここでは、通常のグロス(ツヤあり)フィルムとの違いやメリット・デメリット、施工時の注意点を詳しく解説します。
1. マットPPFとは
従来のプロテクションフィルムは透明・光沢仕上げが一般的ですが、マットPPFはツヤを消した質感を持つ特殊なフィルムです。
ボディカラーの上から貼るだけで、塗装そのものをマットカラーのように見せられます。
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グロスPPF:透明・光沢があり、元の塗装をそのまま活かす
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マットPPF:ツヤを抑えた質感で、独特の高級感と落ち着きを演出
2. マットPPFのメリット
✅ 塗装をマット化できる
塗装を塗り替えることなく、ボディ全体や一部をマット仕上げにできます。
塗装を変更しないため、元のカラーをいつでも復元可能。
✅ 飛び石・キズからしっかり保護
PPFとしての基本性能はそのまま。
厚みがあり、飛び石や擦り傷を防ぎます。
✅ 紫外線から塗装を守る
黄ばみや色褪せを防ぎ、塗装を長期間美しく保つことができます。
✅ イメージチェンジが自由
マットPPFを剥がせば元のツヤ有り塗装に戻せるので、リセールバリューにも影響が少ないのが魅力。
3. メンテナンスのコツ
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中性シャンプーで優しく洗車
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鳥のフンや虫の死骸は早めに除去
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専用のマットフィルム用クリーナー・保護剤を活用
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コーティングする場合は「マット対応」の製品を選ぶ
4. グロスPPFとマットPPFの比較
特徴 | グロスPPF | マットPPF |
見た目 | ツヤあり・鏡面 | ツヤ消し・落ち着いた印象 |
デザイン性 | 純正の質感をそのまま活かす | 塗り替え不要でマット化 |
お手入れ | 通常の洗車でOK | 専用クリーナー推奨 |
難易度 | 比較的施工しやすい | 技術が必要でDIY非推奨 |
まとめ
マットプロテクションフィルムは、
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愛車のイメージを一新できるデザイン性
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飛び石や紫外線からの強力な保護性能
を両立できるアイテムです。
ただし、汚れが目立ちやすく、メンテナンスや施工難易度はグロスより高め。
「人と違う雰囲気を出したい」「塗装を守りながらマット化したい」
そんな方には最適な選択肢といえるでしょう。